近年、増え続ける女性医師数に対して、特有の問題が顕となている。結婚適齢期を迎えた独身の女性医師は、彼女たちを取り巻く厳しい環境からスムーズな婚活が非常に難しく、自然な形の結婚の機会が見つかりにくいという深刻な現状が存在する。
(参照:産婦人科女性医師の未婚率・離婚率が高い傾向、仕事が結婚や婚活の妨げに)
女性医師を取り巻く環境
女性医師は結婚・育児にともない職場を離職するケースや、仕事を非常勤やアルバイト制にシフトする人が多く見受けられる。結果、女性医師の離職に伴い医師不足が懸念される社会問題があるとも言える。
女性医師の離職についての詳しい情報は「育児と仕事両立へ支援策 女性医師らによる懇談会を年内にも設置へ」等に掲載されている。しかし、それとはまた別の問題として、女性医師は結婚活動自体が難しいという事がある。
なぜ、独身女医が増えているのか?
医師は常勤のフルタイムで働く人が一般的であり、医師という職業柄ということもあり基本的に多忙である。加えて昨今は、慢性的な医師の人手不足により一人が担当する業務が増え続けることによって、医師達のプライベートの時間はさらに削減される事態になっている。
そのため、女性医師が自らの生涯のパートナーを探すための出会いに使える時間や機会は、他業種の女性と比較してごくごく少ないものになってくる。女性医師はその特殊な職場環境のせいもあって出会いの機会が極端に少なく、また本人自信の希望もあり仕事への理解を得られる同職種の男性医師と結婚する機会が多い。
「女性医師の婚活情報 医師同士の結婚割合が高い理由」に詳しい内容が掲載されている。
結婚相談所を活用するという方法
最近では結婚相談所で女性医師専用プランも作られている。結婚相談所 I VISION(アイビジョン)もそのひとつであり、過去の女性医師とのお見合いデータ件数は男性医師が約350件、歯科医師の男性が約130件、年収700万以上の男性が約2,500件と多くのお見合いを行ってきた。
時間のない女性医師にとって同じ医師含め様々な男性の中から自分と合う男性を見つけられる結婚相談所を活用する事は、多忙を極める女性医師の婚活の助成となり、幸せな結婚への大きな近道となる。