【子育て中のはなし】女医が育休から復帰するときの注意ポイント4つ

「育休を取得してしばらく家にいたけれど、子どもを保育園に預けてもうすぐ職場へ復帰する」という女医さんは多いことでしょう。
仕事の勘を早く取り戻せるか、育児との両立はできるのかなど、不安はたくさんありますが、これまで積み上げてきたキャリアを無駄にしないためにも、スムーズに職場への復帰を果たしたいものです。
今回は、女医が育休から復帰するときに注意したいポイントを4つご紹介いたします。


1)ポイント1:育休前と同じように働けると思わない
育休を終えて職場復帰するときに気をつけたいことは、これまでと同じように働けると思わないことです。
所属している科や勤務先によるとは思いますが、数ヶ月のブランクでも仕事の勘は鈍っています。周りからは早く復帰するように急かされたり、期待されていたりすると思いますが、復帰直後はあまり無理をせずに、様子を見ながら少しずつ勘を取り戻していくようにしましょう。
出産後、体力が落ちたと実感した人は多いことでしょう。出産から数か月経ってはいますが、赤ちゃんは夜中に何度も起きて、そのたびに寝かしつけをするという眠れない日々が続いていますよね。その状態で仕事と子育て、家事をこなすのは至難の業です。
そのうち仕事も子育ても余裕をもってできるようになってきます。今は焦らないことが肝心です。

2)ポイント2:子どもが体調を崩したときの対応を決めておく
保育園に子どもを預けていると、子どもが体調を崩したときは迎えにくるように電話がかかってきます。
幼い子どもは想像以上に体調を崩しやすく、保育園からの電話は頻繁にあります。これは仕方のないことなので、そういった場合の対処法をあらかじめ決めておくと良いでしょう。
誰が迎えに行き、どこの病院に連れて行くのか、その際には何を持っていけばいいのかを、家族などに伝えておきます。
女医の場合は急に変わってもらえないような仕事のことが多いため、家族など周りの協力が必要になります。

3)ポイント3:子どもは思ったよりもたくましい
保育園などに大泣きするわが子を置いていくのは本当につらいもので、子どもに対して申し訳ない気持ちになってしまいますよね。
また、子どもが熱を出したときなどは「自分がもっとしっかり見ていれば……」と自らを責めてしまうことも。しかし、子どもは私たちが思っているよりもずっとたくましく、保育園に預けられても、最初は泣きますがしばらくすると楽しく遊んでいるものです。
小さいうちはよく熱を出す子も、だんだん丈夫になっていきます。ずっとそばにいたいという気持ちも分かりますが、子どもは保育園で多くのことを学び成長していくのです。
誰かに預けるときに罪の意識を感じる必要はありません。前向きな気持ちで仕事に取り組みましょう。

4)ポイント4:周りの人への感謝の気持ちを忘れない
これはついついやってしまいがちのことなのですが、職場復帰したときには「ご迷惑をおかけしました」と謝罪するのではなく「おかげさまで子どもも元気に成長しております。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
妊娠・出産はおめでたいことです。職場の方たちも謝られるより、お礼を言われたほうが嬉しく感じるのではないでしょうか。
育休中は多くの方に仕事をカバーしてもらい、これからもフォローしてもらう場面が多くなると思います。そのため、感謝の気持ちを忘れず、復帰してからはしっかり働きましょう。


5)子育ては不安がつきもの、先輩方に相談しよう!
育休からの復帰の際にはいろいろな不安がつきものです。今回ご紹介したようなポイントを押さえておくことで、前向きな気持ちでスムーズに職場へ復帰できるのではないでしょうか。
また、自分の母親、職場の先輩、同僚、友人など身近な先輩ママ・パパに相談や悩みを聞いてもらいましょう。
今は何でもネットで探せば情報が出てくる時代ではありますが、情報過多で神経質になってしまう場合もあります。同じ情報をコピーして記事を作成しているサイトも多数あるため、同じ内容が多いからと言って、それが正しいとは限りません。
実際の体験談を身近な人から聞いて、その方法が自身に合っているかどうか、また子供に合っているかどうかで判断してみましょう。
手のかかる子育ては一生続くわけでは無く、あっという間です。仕事も子育ても、焦らずに自分のペースでやっていきましょうね。

(参照:【子育て中のはなし】出産後、子育て中のお仕事
(参照:【子育て中のはなし】マミートラックを楽しむという考え方。女性医師にとってのメリット

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