生活習慣病である糖尿病と歯周病。その両者の相互関係をコントロールすることにより症状が改善する可能性がある。
(参照:糖尿病 成人前からの肥満で発症するケースも)

Photo:a tooth By Dr PS Sahana * Kadamtala Howrah
食生活や喫煙などの生活習慣が大きな要因とされる生活習慣病。糖尿病も歯周病もその代表ともいわれており、患者数も増加傾向である。糖尿病の人は歯周病にもなりやすく、遺伝的因子や環境的因子などの他に、からだの抵抗性も関係してくる。糖尿病患者、またはその予備軍は2012年の時点で、男女合わせて約950万人にのぼるという。さらに、歯周病においては15歳以上の約32.6%の人がかかっているといわれており、患者数に換算すると3700万人以上にもなる。歯周病になると、インスリンの働きを弱めてしまい糖尿病を悪化させることがあるほか、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも増加する。
しかし、一方で、歯周病の治療で糖尿が改善されたという報告もある。歯周病の適切な治療をすることにより、糖尿病でコントロール状態をあらわす糖化ヘモグロビン(HbA1C)が改善することもある。