出産後は女性にとって身体的に大きな負担がかかるとともに、ホルモンバランスの崩れや生活リズムの乱れが産後うつを引き起こすケースもある。杉並区では、出産・子育てに戸惑いを感じる母親をサポートするために支援事業に取り組むことを明らかにした。
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近年では出産年齢の高齢化や、それに伴った家族の高齢化から容易に周りの人々に頼ることができなくなっていたり、近所付き合いが希薄であったりなど、出産後の母親が孤立しやすい実情となっている。産後の女性はひとりで抱え込み、頑張りすぎてしまうことで産後うつになってしまうケースも多く見られる。しかし、自治体では人手不足や財政難から産後ケアまでサポートするのが難しいというのが現状である。
杉並区ではそういった母親を支援するための事業を開始することを発表した。女性が妊娠を届け出た時点で、出産や子育てに対する不安や悩みを相談できるほか、保健師による訪問支援なども受けることができる。産後は、「ショートステイ」や「デイステイ」などで助産所や医療機関に宿泊滞在することもできる。これらの取り組みは7月からの実施を予定している。