日本皮膚科学会は、7月に製造販売承認された「ヤーボイ点滴静注液50mg」の副作用や対応について公表し、投与後に異常があった場合には添付文書や適正使用ガイドによる対処方を参考にするよう呼びかけている。
(参照:子宮頸がんをワクチン接種で予防…しかし副作用も)

Photo:IMG_1632 By NathanF
悪性黒色腫は、皮膚に発生するがんの一種であり、悪性度が高いといわれている。メラノーマと呼ばれることもあり、他のがんと同様に早期治療が重要となってくる。「ヤーボイ点滴静注液50mg」は、海外50カ国以上で使用されているが、日本では臨床試験が35例にすぎない。日本皮膚科学会「悪性黒色腫の新薬に関する安全性検討委員会」は、「ヤーボイ点滴静注液50mg」の副作用やその対応についてのまとめを公表。同薬によって、皮膚炎、そう痒症、下痢、大腸炎、下垂体炎、副腎異常、甲状腺異常など皮膚・消化管・肝臓・内分泌・神経系などに副作用が生じることがあるとされている。そのため、投与後に異常があった場合は、治療の手順や対応が示された治療アルゴリズムを参考にするように注意を呼びかけている。