今月1日に、バイオ・ラッドラボラトリーズがデング熱の検査キットの販売を開始した。国内で初めてで、保険適用となるが、適用は重症患者に限定される。
(参照:海外に半年滞在で約半数が多剤耐性菌に感染)

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この検査キット「プラテリアデングNS1Agキット」は、血清中のデングウイルスNS1抗原の検出が可能なもので、感染初期でも使用できる。さらに約90分で結果が判明するため、これまで国立感染症研究所や地方衛生研究所などに検査依頼していたものが、時間を短縮できスムーズに診断することができる。デング熱は海外渡航者の感染報告が主で、年間約200人が感染された。国内での感染例は、去年だけで160人以上あった。「プラテリアデングNS1Agキット」は、保険適用となるが、救命救急入院料1-4、特定集中治療室管理料1-4、ハイケアユニット入院医療管理料1または2、小児特定集中治療室管理料に限られている。また入院が必要な重症患者も保険適用となるが、感染を疑って医療機関で受診する人も増えると予想さえており、一般の医療機関でも保険適応範囲にするよう求められている。