医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」が、会員医師を対象に「何科が一番きついと思いますか?」という問いでアンケート調査を実施した。調査結果によると、産婦人科や外科に激務のイメージをもつ医師が多いことがわかった。
(参照:子どもの教育資金 学資保険が2年連続1位)
Photo:Surgeons By Badly Drawn Dad
今回のアンケート調査では、4,146人の医師からの回答が集まった。集計結果によると、一番多かった回答は24.4%で「どの科も同じ」だった。「人によって何がきついかも違ってくるから一概に言えない」、「配置されている医師の技量、勤務形態によっても変わってくる」などのコメントが寄せられた。次に多かったのが21.9%を占めた「産婦人科」であった。産婦人科は他の科と比べ時間的制約や訴訟リスクも高い点や、少人数での当直で出産にあたらなければならない点などが挙げられた。また、その次に多かったのが14.5%で「外科」であった。手術時間が長いことや、手術後も長時間労働を強いられることがあることなどが理由として挙げられた。
医師によって何が負担となるかはさまざまだが、人手不足や勤務体制、24時間態勢で精神的にもストレスが多く、とくに緊急性を強いられる科の順位が高かった。