医薬品・医療機器メーカー、アラガン・ジャパンの調査によると、乳がんと診断され乳房を切除した患者の胸部に新たに膨らみを作る乳房再建について知っていた人は2割程度と低いことがわかった。
(参照:乳がん再発に骨髄中の特定物質が関与)

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毎年6万人近くの人が乳がんと診断されており、診断された患者のうち40%が乳房を全切除しているといわれている。その中で乳房再建は1割程度である。アラガン・ジャパンが行った調査は全国の20代〜60代の男女1000人と身近に乳がん患者がいる男女300人を対象に実施された。
乳房再建がどのような治療法か知っている人は女性22%、男性13%で全体で18%と認知度が低いことがわかった。2013年7月からシリコンインプラントを使った乳房再建への保険適用が可能となったが、知っていた人は3%とわずかだった。乳房再建でとくに懸念されるのが費用負担である。以前は100万円程度かかっていたものが現在では保険適用と高額療養費制度を活用することにより10万円程度で行うことができる。調査でも費用負担を懸念点と回答した人は63%いたが、保険適用について知る人の割合は37%となった。
アラガン・ジャパンは7月に情報サイト『乳房再建ナビ』を開設し、乳房再建に関する正しい情報の提供を始めた。乳房再建についての情報を知ることができ、医療機関の検索もできる。