先月24日、都内で育児休業休業から復職する女性を対象に「マザーネット」の代表 上田理恵子さんによるセミナーが開催され、両立の心配や準備しておくことなどが取りあげられた。
セミナーでは、働く女性を支援する「マザーネット」の代表でもある上田理恵子さんが自身の経験に基づいたお話を披露してくれた。上田さん自身も育児休業を2回取得し、仕事と育児の両立を行ってきた経験者である。 セミナーでは、まず「なぜ仕事をするのか」を明確化する大切さについて取り上げ、自分にとって仕事とはなにか考えることで、壁にぶつかっても乗り越えやすくなるという。
マザーネットの会員へのアンケート調査によると、子どもが急病で仕事を休んだ平均日数は0歳児で1年17.3日、1歳児は14.9日と1ヶ月に1回以上は会社を休んだことになる。子どもの急病はどうしても避けられない。復職する前に急病の際はどうするのかいくつか決めておく必要がある。職場では自身の状況を事前に周りに伝えておくことと、仕事の進捗を細かく共有して、もし休むことになっても他の人が進められるようにすることが大切である。