日本看護協会は、看護師の勤務体制改善への取り組みについて、現状の調査結果を公表。ガイドラインの項目に沿い、実施割合が増加しているものもあたが、依然として困難な現状も浮き彫りとなった。
(参照:医師が選ぶ一番きつい診療科 「どの科も同じ」の回答多数 産婦人科や外科も上位に)

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今回で2回目となる看護師の勤務体制の調査は、2013年に公表された「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」を受け、改善への取り組みがどのくらい進んでいるかを調べたものである。調査は、全国の8563病院を対象に行われ、そのうち3213病院からの回答をとりまとめた。勤務体制は、「3交代制(変則含む)」21.7%、「2交代制(変則含む)」57.4%、「3交代制と2交代制のミックス」19.2%となっている。ガイドラインは11項目あり、3交代制では10項目で前年度より実施割合が増加していた。しかし、夜勤の途中で連続した仮眠時間を設定していたのは17.2%で前年よりも減少していた。2交代制勤務では全項目で実施割合が増加していたが、勤務の拘束時間に関する質問では16〜17時間の夜勤をしている病院が多かった。
日本看護協会は27日、厚生労働省に16年度の診療報酬改定に関する要望書を提出。看護師の勤務体制における負担軽減を訴えている。