子育て学協会の「幼児期の子育てに関する悩み」調査によると、育児の悩みでは子どもに対しての叱り方についての回答が圧倒的に多いことがわかった。
調査は「自ら伸びる子」を育てるために目的をとし、6歳以下の未就学児童を子に持つ親を対象にアンケートを実施。育児の悩み1位は「つい、感情的に叱ってしまうことが多い」が35.5%、2位は「子どもが食事の好き嫌いが多い」が24.1%、3位が「叱り方がよく分からない」20.7%となり、叱り方に関する悩みが1位と3位で上位を占めている。
さらに勤務形態別では、専業主婦が最も育児不安度が高く、「子どものことでどうしていいかわからないことがある」や「子どものことがわずらわしくてイライラする」という回答にも専業主婦が最も高かった。一方、正社員・公務員の63%が「仕事が忙しすぎて子育てがおろそかになっている気がする」と半数以上の割合で不安をかかえていることがわかった。
子育て学協会ではこの調査をもとに、子育て講座や支援専門家の育成をしていく方針である。