女性は男性よりも喫煙への心理的依存が高く、禁煙を継続できている女性は約10人に1人と言われている。カナダ・モントリオール大学の研究によると、排卵後に禁煙すると成功率が上昇するということがわかった。
(参照:健康に対する意識調査 若者の生活習慣に課題)

Photo:Emma By Kelly Finnamore
日本たばこ産業(JT)の「平成26年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は30.3%で年々減少傾向となっている。年代別では、喫煙率が一番高い年代は40歳代で、減少傾向が最も高かったのは60歳代だった。女性の喫煙率も減少しつつはあるが、もともとの喫煙者数が少ないのもありほぼ横ばいといった状況である。女性は男性よりも喫煙に対する心理的依存が高く、大きな軽快感と満足感を得ていることから禁煙が困難なケースが多い。
カナダ、モントリオール大学のAdrianna Mendrek氏らの研究によると、禁煙をしたい女性は月経周期を考慮すると成功率が上がるということがわかった。研究によると、月経期の女性は、女性ホルモンであるエストロゲン値とプロゲステロン値が低下し、ニコチンに対する渇望が非常に強まると言われている。禁煙には性格や社会環境などの要因も重要となるが、排卵後のエストロゲン値とプロゲステロン値が上昇したときに行うのが最も効果的であるという。