16日、神奈川県警は神奈川県相模原市南区にある「のぞみ助産院」を経営する女性助産師を横浜地検に書類送検した。出産後の女性が多量出血しているにもかかわらず適切な措置せず死亡させたとして、業務上過失致死と医療法違反の容疑となっている。
(参照:妊産婦死亡率減少傾向の一方で未だ1時間に33人が死亡している現実)

Photo:the scene in the operating room By daniel.baker
4月27日、同市中央区の33歳の女性から出産時に多量の出血が確認されるも、女性助産師は適切な救命措置をしなかった。翌日に医療機関へ救急搬送するも、女性は出血性ショックで死亡した。同助産院は、医療法で定められた許可を受けておらず、緊急時の嘱託医療機関もなかった疑いがある。容疑に対し女性助産師は重症化のケースに対しての経験がなく、認識の甘さがあったと話している。
助産所や助産院は、自然の力で出産でき経験豊富な女性助産師が多いため気兼ねせず、リラックスできるなどのメリットがある。自然派思考の女性は助産院を選ぶケースも多く、アロママッサージ、足湯、テルミーなどを学ぶことも出来る。その一方で運動や体調管理が出来ない人には助産院での出産は難しく、血液検査などは産婦人科へ行く必要があるなどのデメリットもある。また、医療処置ができないため緊急時は医療機関へ搬送されることもある。
出産を自然の力に任せたいという女性も多いが、助産所での出産を選択する際は、万が一の時を考え提携病院を確認しておくなどの事前の準備が大切である。