WHO(世界保健機関)の2014年度世界保健統計の報告によると、2012年の平均寿命が最も高かったのは日本の女性で87歳だった。さらに日本人の平均寿命は84歳で前年度と同じく1位という結果となった。
(参照:老人性眼瞼下垂 頭痛や肩こりの原因にも)
世界保健統計は2005年から毎年公表されており、15日に発表された2014年度の世界保健統計は、2012年度の女性の平均寿命においてトップは87歳の日本、2位の85.1歳のスペイン・スイス・シンガポールと1.9歳もの差がついた。女性はトップ10全てが84歳以上となる。一方男性はトップが81.2歳のアイスランド、2位が80.7歳のスイス、次に80.5歳のオーストラリアと続く。日本は80歳で8位という結果となり、これはスウェーデンの男性と同じ平均寿命であった。世界の平均寿命は70歳だが、日本人の平均寿命は84歳と前年に続きトップを維持し、長寿大国としての地位を揺るぎないものとした。
WHOは調査報告より、低所得国の平均寿命は大きく伸びてきているとしているが、高所得国との差があることを指摘している。