長年にわたり地域医療に貢献・活動してきた医師に贈る日本医師会、産経新聞社主催の「日本医師会 赤ひげ大賞」の第2回の受賞者に初の女性医師として兵庫県上郡町上郡にある大岩診療所の院長でもある医師大岩香苗さん選ばれ、3月28日に都内にて表彰式が行われた。(参照とある女性医師へ30年ぶりに伝えることができたお礼の言葉)
第2回「日本医師会 赤ひげ大賞」には大岩さん含め5名の医師が受賞。大岩さんは外科医の女性医師として地域の医療に取り組んできた。外科医だった父の影響から医師を志した大岩さん。今は上郡町約15,000人の住民の医療をサポートしている他に乳がん検診を一手に引き受け25年にわたり行っている。その一方で、高齢化率の高い上郡町にて高齢者や障害者の為にも生活しやすい環境にするため活動を続けている。
住民の相談相手として医療のみに関わらず、どんな些細な話しにも耳を傾ける大岩さんは地域住民から大きな信頼を得ている。夫である敏彦さんも同じく医師であり夫婦二人三脚で診療所を続けており、これからも健康なうちは地域住民の為にさらに頑張っていくと語っている。